INSネット1500
【アイ・エヌ・エス・ネット・セン・ゴヒャク】
最終更新日: 1998/09/30
国際標準規格であるISDN(Integrated Services Digital Network)に準拠した総合ディジタル通信サービスとして、NTTが国内向けに行っているサービスの名称。
INSネット1500は、主に企業向けの大容量ディジタル通信サービスで、光ファイバを敷設する必要がある。アナログ電話回線換算で23回線分の容量があり、一般的にはPBX(交換機)と組み合わせることで、複数のアナログ電話やFAX用の回線として利用する。
INSネット1500では、論理的にチャネルを分割することで、23本のBチャネル(情報チャネル)と1つのDチャネル(信号チャネル)を利用できるようにする(このことを「23B+D」と表記することもある)。
このうちBチャネルは1チャネルあたり64kbpsの転送能力がある情報チャネル、DチャネルはISDNの付加機能を実現するための制御信号チャネルである。必要なら、このDチャネルを使わずに、24本のBチャネルを確保することも可能だが、この場合にはDチャネルの制御信号が送れなくなるので、他のINSネット64のDチャネル、またはINSネット1500のDチャネルを組み合わせて使用する必要がある。
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