ICDロゴ

ビジネスアプリケーション (business applications)

最終更新日: 1998/11/16

 ビジネス用途で一般に利用されることが多いアプリケーションの総称。具体的には、ワードプロセッサ、スプレッドシート(表計算)、データベース、プレゼンテーションなどを指す。

 ビジネスアプリケーションの特徴は、ゲームソフトウェアやグラフィックスソフトウェアなどに比較すると、圧倒的に文字や数値計算処理が多く、グラフィックス処理の負荷があまり大きくないことだ。ウィンドウシステムなどのグラフィックス環境では、文字処理といっても2次元グラフィックス描画処理が伴うが、ほとんどは文字の描画とビットマップ転送であり、高度な3次元グラフィックス処理はほとんど必要がない。

 最近のグラフィックスアクセラレータでは、3次元グラフィックス機能を強化する傾向が強いが、上記のような理由から、少なくともビジネスアプリケーションを中心に利用するかぎり、3次元グラフィックス処理性能にそれほどこだわる必要はない。むしろ搭載メモリの増設や、CPUの高性能化を図るほうが効果的である。

Copyright (C) 2000-2007 Digital Advantage Corp.

アイティメディアの提供サービス

キャリアアップ