BOD (Bandwidth On Demand)
【ビー・オー・ディー】
最終更新日: 1998/09/30
ISDNのTAなどで、通信量やリソースの空き具合などに応じて、通信中にダイナミックに使用するチャネル数を変えて、通信量を調整する機能のこと。
たとえば、INSネット64では、データ通信に1チャネルだけでなく、2チャネル使って最大128kbpsで通信することができるが(これをMPという)、常に2チャネルで使っていると、全体的な通信量が少ない場合には通話料金が無駄になる。また2チャネルで通信中に、アナログ回線に電話がかかってきた場合、データ通信を1チャネルだけにすれば、もう1つのチャネルでアナログ通話を行うことができる。このように、需要や通信量などに応じてダイナミックに使用するチャネル数を変えることを、BODという。
TAで利用できるBODには、スループットBODとリソースBODの2つがある。スループットBODは、通信量の増減に応じてチャネル数を増減する方式であり、リソースBODは、アナログ回線に発着信があった場合に1チャネルにする方式である。
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