バックアップ (backup)
最終更新日: 1999/05/18
「backup」は「予備」という意味で、コンピュータ関連では、通常使用するものとは別に、それが万一の障害で使用不能になったときに、代わりに使用できるように用意された予備のもの、またはそうした予備を用意することを指す。
たとえば、重要なファイルは、ハードディスクに記録しておくだけでなく、定期的に他の記憶装置(ネットワークディスクやフロッピーなどのリムーバブルストレージ)にコピーしておくと、万一ハードディスクが障害で使用不能になった場合でも、データの完全な消失という最悪の事態を避けることができる。また多数のユーザーが使用するネットワークサーバでは、電源が故障した場合でも、予備の電源が稼働できるように、電源モジュールの2重化を行う。このようにして、障害に備えるために追加された電源は「バックアップ電源」と呼ばれる。
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