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電源ユニット (power unit/power module)

【デンゲン・ユニット】

別名
パワーサプライ (power supply)

最終更新日: 2002/06/18

 パソコンなどにおいて、家庭用に供給されている100V〜220V程度の交流電源から、コンピュータ内部で必要となる直流電源に変換するためのユニット。コンピュータ機器は直流電源によって動作するため、この変換ユニットが必要になる。通常は、+5V(一般的なICの動作電圧)や+12V(ディスクやファンなどのモーター駆動用)、-5V、-12V(メモリICなどの電源。使用頻度は少ない)などが出力されており、その総出力(電圧×電流容量)を積算して、200W電源ユニットなどと呼ぶことがある。

一般的なデスクトップPCでは、この電源ユニットがケース内部に組み込まれている。一方、モデムや外付けMOドライブのような小型の機器では、この変換ユニットをACアダプタとして本体とは独立させているものが多い。

PCに内蔵されている電源ユニットの例
PCに内蔵されている電源ユニットの例
これはATX 12Vと呼ばれる規格に対応した、デスクトップPC向け電源ユニット。左側の四角い金属ケースが電源ユニットの本体で、背面にはメインスイッチとAC電源ケーブル接続コネクタ、空冷ファンの排気口が並んでいる。右側はPC内部の各パーツに接続される電源ケーブルで、5種類の電源コネクタに対応している。

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