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OR演算（OR operation）

【オア・エンザン】

別名
・論理和演算（OR operation）【ロンリワ・エンザン】

最終更新日： 2002/04/03

　コンピュータで使われる基本的な論理演算の1つで、論理和演算とも呼ばれる。入力が1つでも「真」ならば出力が「真」となり、すべての入力が「偽」の場合にのみ出力が「偽」となるような演算のこと。2進数で表現すると、1つ以上の入力が「1」ならば出力は「1」、すべての入力が「0」ならば出力も「0」となる。

入力1	入力2	出力
0	0	0
0	1	1
1	0	1
1	1	1

OR演算 2入力の場合のOR演算。いずれかの入力が1ならば出力は1となるが、両方の入力が0ならば出力は0となる。3入力以上の場合でも同様で、入力が1つでも1ならば出力も1となるが、すべての入力が0ならば出力は0となる。

　回路図上でOR演算回路（「ORゲート」とも呼ばれる）を表現する場合は、次のようなMIL記号が使われることが多い。MIL記号は、米国軍用規格（Military Standard）として決められている論理記号である。

MIL記号によるORゲート
これは2入力のORゲートの例。左側が入力で、右側が出力を表している。