DVI (Digital Visual Interface)
【ディー・ブイ・アイ】
最終更新日: 2003/08/11
1999年4月にDDWG(Digital Display Working Group)が規格化した、(液晶のような)デジタル・ディスプレイ向けのデジタル伝送インターフェイス。データをデジタル・データのまま伝送するので、従来のようなデジタル→アナログ→デジタルといった変換を行なう必要がなく、変換に伴う信号の劣化や回路の複雑化などを抑えることができる。
データ・フォーマットにはTMDS(Transition Mimimized Differential Signaling)を採用しており、最大でTMDSリンクを2つ使用する。デジタル・インターフェイスだけでなく、既存のCRTディスプレイ用のアナログ・インターフェイスもサポートする。コネクタは、デジタル用の24ピンとアナログ用の5ピン(十字型のグランド・ピンの回りにR、G、B、水平同期の各ピン)から構成される。アナログ用はオプションであり、デジタル専用の場合は十字部分が一文字のグランドピンとなる。
DVIコネクタ グラフィックス・カードに用意されたDVIコネクタ。これはアナログ・インターフェイスを併せ持つDVI-I規格のコネクタ。左側の8個×3列の計24ピンがデジタル・インターフェイス部分。右側の十字部分とその周りの4つのピンがアナログ・インターフェイス部分。アナログ部分を持たないDVI-Dというインターフェイスもある。 |
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関連用語
参考リンク
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■DDWGのホームページ
DVIの規格の入手先