ポーティング (porting)
別名
・移植 (port/porting) 【イショク】
最終更新日: 1999/05/26
ポーティング(移植)とは、プログラムやアプリケーション、サービスなどを、異なる環境(OSやハードウェア/マシン構成の異なる環境)上で動作させるために、修正、再コンパイルなどの作業をして、移行することをいう。
ハードウェアやプロセッサ、オペレーティングシステム、利用できるツールなどの違いにより、あるプラットフォームのために記述されたプログラムは、通常はまったく同じまま他のプラットフォーム上で動作させることはできない。少なくとも、プログラムのソースソースコードをターゲットの環境に合わせて再コンパイルするなどの必要がある。また、システムコールやライブラリなどの仕様が異なっていたり、不足していたりすれば、それに合わせてソースコードを修正したりしなければならないし、場合によっては、プログラムの仕様を変更したりする必要もある。
この移植(移行)のしやすさを移植性といい、より少ない手間で移植できることを、ポータビリティ(移植性)が高いという。
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