階層型ディレクトリ (hierarchical directory)
【カイソウガタ・ディレクトリ】
別名
・階層化ディレクトリ (hierarchical directory) 【カイソウカ・ディレクトリ】
最終更新日: 1999/06/21
あるディレクトリの下に、別のディレクトリ(子ディレクトリ)を作成し、今作ったディレクトリの下にさらに別のディレクトリを作成する、といった具合に、次々と階層的にディレクトリを作成できるようにし、これらの階層を使ってファイルを分類できるようにしたディレクトリシステム。このようなディレクトリの階層構造によってファイルが分類・管理されている状態を指して階層型ファイル構造などと呼ぶこともある。
最もトップレベルのディレクトリはルートディレクトリと呼ばれる。このルートディレクトリの下に階層的にディレクトリを作成することで、さまざまなファイルを意味や用途によって分類しながらディレクトリに格納していく。あるディレクトリから見て、その内部(そのディレクトリの下位)にあるディレクトリは子ディレクトリ、逆にそのディレクトリを含むディレクトリ(上位のディレクトリ)は親ディレクトリと呼ばれる。
現在のパーソナルコンピュータで利用できるオペレーティングシステムは、いずれも階層型ディレクトリをサポートするファイルシステムを備えている。
Copyright (C) 2000-2007 Digital Advantage Corp.