杉並区が自治体コールセンターを開設、NTTコムウェア

2006/2/4

 NTTコムウェアは2月3日、同社提供のコールセンターシステムが杉並区役所に採用され、2月20日から開設すると発表した。

 杉並区役所では、2004年6月から7月にかけてコールセンターの実証実験を行うなど、受付窓口を一元化するワンストップサービスの実現を検討してきた。

 今回採用されたのは、NTTコムウェアの「自治体向けCRMソリューション」で、FAQや応対履歴データベース、データ分析などの機能がパッケージ化されたシステム。これにより、区民の問い合わせに対して素早く対応し、問い合わせ内容の分析によって業務改善することが可能になる。

 杉並区コールセンターは、NTT東日本ネットワークサービスの「#ダイヤル」を採用し、「区役所いつでも電話サービス」として「#8800」を押すだけでオペレータにつながる。対応時間帯は、午前7時から午後11時まで。

 なお、コールセンター業務の設計および運営は、もしもしホットラインが行う。

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NTTコムウェアの発表資料

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