エイケア、高速ながら“確実に届く”メールシステム
2006/2/18
エイケア・システムズは2月16日、新世代のメール配信テクノロジ「MailPublisher X」のパッケージ提供を開始すると発表した。同社が独自開発した“届く”メール配信プラットフォーム「MEGAPOST」エンジンを実装した点が特徴だ。
エイケア・システムズは、迷惑メールのまん延などによってメールの大量配信は信用を失い、「送れない・読まれない・信用されない」状態になっていると指摘。これにより、戦略的にメールマーケティングを行おうとしている企業の大きな負担になっていると説明する。
これらの背景から、同社では“届く”メール配信を実現するために、各携帯キャリアごとにパラメータを最適化するなど、豊富なASP運用経験により築き上げられたノウハウを生かしたメール配信プラットフォーム「MEGAPOST」エンジンを開発。このエンジンを搭載したメール配信テクノロジ「MailPublisher X」を完成させたという。
MailPublisher Xは、既存システムとの連携を容易にする多数のAPIを標準搭載しているほか、個人情報アクセス権設定やオペレーションログの出力によるセキュリティ強化、メールマーケティング支援サービスなどさまざまな機能を搭載したという。具体的には、S/MIME署名付きメール配信機能や共通絵文字配信機能などのメール配信機能や、外部データベースとの連携機能や顧客プロファイル収集機能といった顧客管理機能も搭載している。
エイケア・システムズでは、電子メールを利用したコミュニケーション活動に力を入れている大企業に向けに販売活動を行い、今後1年間で100社、約3億円の売り上げを目指す。
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エイケア・システムズの発表資料
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