2005年の国内ソフト市場は2兆円超、アプリは横ばい

2006/4/6

 IDC Japanは4月5日、2005年の国内ITソフトウェア市場の規模が2兆59億円(実績推計値)となったと発表した。同社では、2006年から2010年までの国内ソフトウェア市場の年間平均成長率は3.9%と見ている。

 パッケージソフト市場のうち、「アプリケーション」はERM(ERP)ソフトに若干の回復が見込まれるがコラボレーティブアプリケーションで単価低下が見られ、全体としては年間平均成長率2.9%で横ばい。「アプリケーション開発/デプロイメント」は、データベース、開発ツール、アプリケーションデプロイメントなどで価格低下と売上減が見込まれ、年間平均成長率2.1%への下方修正、「システムインフラストラクチャ」はPCなどの出荷増を受け、年間平均成長率5.6%への上方修正となった。

 アプリケーションソフト市場に関しては、「コンプライアンス対応などの新たな領域、システム統合などのIT投資効率向上への投資に積極的な姿勢が見られつつある」としている。

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IDC Japan

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