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日立ソフト、紙媒体による情報漏えいを抑制する「秘文」の新版を発売

2006/4/21

　日立ソフトは4月21日、紙印刷物の持ち出しを抑止する透かし印刷機能を追加した、情報漏えいソリューション「秘文」の新バージョン「秘文Ver.7.6」を発売すると発表した。

　新たに追加されたのは「秘文AE Watermark Print（秘文AE WP）」。事前に設定されたポリシーに従い、ユーザーがPCからプリンタから出力する印刷物に「社外秘」などの任意の文字列、ユーザー名、印刷日時、コンピュータ名、IPアドレスといった透かし情報を強制的にに挿入する。透かし印刷のログを取得するため、「いつ、誰が、どこから印刷したか」を特定でき、不正な印刷・持ち出しを抑制する。価格は、1クライアント当たり5250円。

　秘文Ver.7.6では、秘文AE WPの追加以外にも機能強化が行われている。「秘文AEシリーズ」（セキュリティ対策）では、ディスク暗号化を行う「秘文AE Information Cypher」がTPM（Trusted Platform Module）チップとの連携によるログイン認証強化、メール暗号化・送信制御を行う「秘文AE MailGuard」がメール全体の暗号化などの新機能を搭載した。

　「秘文MEシリーズ」（セキュリティ管理）でも、ポリシー違反のユーザーに警告する機能や社内ネットワークに接続された資産未登録機器の一覧機能などを追加している。また、一部製品名称や製品体系が変更された。

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日立ソフトの発表資料

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