NTTデータ、統合プレゼンスシステムを開発・試行導入
2006/7/27
NTTデータは7月26日、メンバーの状態・居場所・時間などの状態情報をグループで共有することができる「統合プレゼンスシステム」を開発し、2006年7月から社内4000人を対象に試行導入として運用を開始したと発表した。
統合プレゼンスシステムは、無線IP電話機・ソフトフォン・固定IP電話機・パソコンから得られる状態情報を統合プレゼンスサーバが自動的に検知・収集し、状況分析エンジンが所有者の在席/退席/外出などのプレゼンスを推論して、電子電話帳を通じて関係者に提供する。プレゼンスの推論は、在席中・電話中・取込中・退席中・外出中をその確からしさと併せて出力する。
利用者は、電子電話帳で相手のプレゼンス(確からしさ)を確認することにより、電話を使うか、電子メールを使うか、メディア利用のタイミングを効果的に判断できるようになる。ほかにもIP電話と連動して電子電話帳からワンクリックで相手に電話したり、会議室予約に応用することができるという。
同社では試行導入の結果を基に、秋にも「VANADIS統合プレゼンスサービス」として商品化することを予定している。
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