開発支援ツールとの統合機能を拡充した要件管理支援ツールの新版、ボーランド

2007/1/18

 ボーランドは1月17日、要件管理支援ツールの新バージョン「Borland CaliberRM 2006 日本語版」の出荷開始したと発表した。

 同製品は開発プロジェクトにおける要件を一元管理するもので、要件同士の関係を視覚的に設定・表現できる。要件を開発プロジェクト関係者の間で共有・伝達できるとともに、要件変更時に関連する他要件への影響を把握できる。

 新バージョンでは各開発支援ツールとの統合機能を拡充し、「Eclipse3.2」「Visual Studio 2005」「Visual Studio 2005 Team System」の環境内で、要件の収集・追跡・管理を行うことができる。テスト管理ツール「Borland SilkCentral Test ManagerやMercury Quality Center」と連携して、要件とテスト情報を連携させることも可能になった。また、要件項目にOLEオブジェクトを挿入できるようになったほか、要件と要件、要件と成果物の関連付けをするトレース機能が強化されている。

 標準価格は、1指名ユーザーライセンスで25万2000円(税込)から。

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ボーランドの発表資料

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