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東京ガスグループのガスター、モバイルセントレックスで営業機動力を向上

2007/03/15

　沖電気工業（OKI）は3月15日、同社のIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE Server SS9100」をベースとしたモバイルセントレックス・システムを、ガスターに納入したと発表した。

　ガスターは、首都圏を中心に給湯関連のガス機器の製造・販売を手掛ける東京ガスのグループ企業。ガスターは本社電話設備の更新に当たり、IPテレフォニー・システムの導入を検討、OKIのIPテレフォニーサーバ「SS9100」、FOMA／無線LANデュアル端末「N900iL」などからなるモバイルセントレックス・システムの採用を決定した。

　同システムでは「N900iL」を70台、事業所内にVoIP対応無線LANアクセスポイント「MWINS BR2102」を52台設置し、「N900iL」が「MWINS BR2102」経由で「SS9100」に接続する。「N900iL」は無線LAN対応のVoIP内線電話としても、FOMA携帯電話としても利用可能な端末で、社内連絡と営業活動の双方に役立てることができる。このほか、事業所内には固定型IP電話機「MKT/IP 30DKW」が6台、および既存の一般電話機も残されている。

　同システムでは従来型PBXが提供していた保留転送などほとんどの機能を提供しており、ガスターでは将来的な計画として既設のPBXを廃止することを検討、加えて業務アプリケーションとIPテレフォニーを連携させ、業務効率を向上することを視野に入れている。

[関連リンク]
沖電気工業の発表資料
ガスター

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