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イリソ電子、アジア進出に対応するグローバルな経営基盤システムを構築へ

2007/4/24

　SAPジャパンは4月24日、同社の基幹業務パッケージ「SAP ERP 2005」を使って、イリソ電子工業が統合基幹システムを構築すると発表した。上海で2008年1月から、日本では同年4月から本格稼働する予定。

　コネクタの製造・販売を行っているイリソ電子では車載機器や携帯電話などの需要増大を受け、アジアおよび国内に拠点を新設。事業の成長が拡張を続いており、グローバルな視点で迅速な経営判断を可能にするシステムが求められていた。イリソ電子はテンプレートが豊富なSAP製品を採用することで、各拠点が連携する在庫管理や生産管理を行える経営基盤システムを実現し、迅速な受注対応による顧客満足の向上およびさらなる事業の成長を目指す。

　新システムの構築は、上海菱威深信息技術有限公司（アイビジョン上海）が担当。すでに詳細設計までを完了し、2007年4月初旬から上海でシステム構築を開始している。

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SAPジャパンの発表資料
イリソ電子工業

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