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村田機械、RFIDとSOAを利用した生産工程管理システムを本格稼働

2006/11/30

　日本オラクルは11月29日、同社のRFIDミドルウェア「Oracle Sensor Edge Server」とSOA基盤「Oracle BPEL Process Manager」が、村田機械 大分工場の新工程管理システムに採用されたと発表した。同システムは、10月下旬より本格稼働を開始している。

　村田機械の大分工場は、デジタル複合機といったプロダクトライフサイクルの短い製品を需要の変動に合わせて短納期で生産するため、新たな工程管理システムを構築した。新システムは工場内に設置されたRFIDシステムで生産の各工程の仕掛の情報をすべて集約、SOA技術を使ってその情報を既存の販売計画システムと連携させている。このシステムにより、従来以上に販売管理と生産管理の連携が密接となリ、注文から納品までのリードタイムを大幅に短縮、生産過多による在庫およびその不良化防止を実現した。

　また村田機械本社には、オラクルのグリッド技術「Oracle Real Application Clusters」を活用して、販売側や製造工程などのすべてのデータを集約する統合データベースを構築、データ一元管理・システム間連携・セキュリティ確保などに役立てている。

[関連リンク]
日本オラクルの発表資料
村田機械

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