南都銀行、フィッシング詐欺対策に電子透かし利用の認証サービスを採用

2007/5/2

 NTTコムウェアは5月1日、同社が提供しているフィッシング対策ソリューション「PHISHCUT」(フィッシュカット)を、南都銀行が導入したと発表した。南都銀行のWebサイトで5月8日から利用開始となる。

 南都銀行は、利用者が安心して同行のWebサイトを使えることを重要課題の1つととらえ、金融庁などがフィッシング対策を促していることなどから、フィッシング詐欺対策を検討していた。

 PHISHCUTは、金融機関などのWebサイトに電子透かしを埋め込んでおき、利用者の専用ソフトと認証システムが連携して認証を行うサービスで、フィッシングサイトの検出やフィッシングサイトへの重要情報の送信を防止する。利用者向け専用ソフトのダウンロードサイトと認証システムとはNTTコムウェアがASPで提供し、短期導入が可能となっている。

 NTTコムウェアでは同サービスに関して、各金融機関に積極的な展開を行い、2007年度に1億円の売上を目指すとしている。

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NTTコムウェアの発表資料
南都銀行

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