モスフードサービス、BIツール導入でユーザー部門の情報活用意識が向上

2007/5/17

 日本ビジネスオブジェクツは5月17日、同社のデータ統合ソリューションと統合BIプラットフォームを昨年導入したモスフードサービスにおいて、社員の情報活用意欲が大幅に向上していると発表した。

 ビジネスオブジェクツでは、製品導入から約6カ月が経過したモスフードサービスに対して導入後の状況に関する聞き取り調査を行った。これによると、新製品導入によってデータ検索スピードがで数時間から数秒へと短縮され、顧客ニーズを迅速に把握できるようになった評価が多かった。

 モスフードサービスは、2006年5月に業務ごとに分散していた情報系データベースの一元化を行い、その際に非定型データの検索・分析環境を使いやすくするため、ビジネスオブジェクツのデータ統合ソリューションと統合BIプラットフォームを採用していた。

 モスフードサービスでは、「このシステム導入により、レスポンスの向上、スピーディな意思決定、要因の追究などが可能になり、ユーザーの情報活用に対するモチベーションと意識が高まっている」と分析、今後は、分析結果を加盟店に対してタイムリーに提供できるようにするなど、総合的な企業力強化に向けて情報活用を進めていきたいとしている。

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