Tweet

エース、TUMIブランドの業務を支援するEDIシステムを3カ月で構築・稼動

2007/6/15

　ビーコンITは6月15日、同社のデータ連携ツール「BeaconIT Data Integration Suite for EDIデータ加工」が、エースが構築するTUMIジャパンEDI業務に導入されたと発表した。

　バッグの製造・卸で知られるエースは、米国TUMIとの合弁であるTUMIジャパンのインターネット販売のため、EDI取り引き業務の早期立ち上げと取り引きのスピード対応、品質確保を実現することが求められ、検討を始めた。システム構築に当たり、エースの情報システム部では、既存デリバリの仕組み（EDIデータの送受信）と既存システムとの融合をポイントとし、開発性や保守性、サポート体制の充実などの面から、2006年5月にBeaconIT Data Integration Suite for EDIデータ加工の導入を決めた。

　システムの要件定義は2006年初めから行っていたが、仕様の確定は5月にずれ込み、取り引き開始の8月が迫っていた。担当者1人がBeaconIT Data Integration Suite for EDIデータ加工を使用して開発を行い、3カ月でシステムの提供を完了した。

　エースでは今後、FTPやHTTP、電子メールなどのさまざまな通信手段による各取引先とのWeb-EDIシステム、およびグループ内の各種データソース内の再提供するシステムなどを構築・展開する予定だとしている。

[関連リンク]
ビーコンITの発表資料
エース

[関連記事]
東急ストア、水産・青果商品サプライチェーンを効率化する新商品発注システム稼働（＠IT NewsFlash）
サンキン、シンプルなアクセスツール導入で現場がデータ活用（＠IT NewsFlash）
カシオ計算機、データ連携ツールで取引先200社とのEDIシステムを短期構築（＠IT NewsFlash）