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オリンパス、ERPによる基幹系システムの整備と統合情報基盤の構築を完了

2007/6/18

　オリンパスは6月18日、ERPによる基幹系システムの整備と統合情報基盤の構築を終え、国内主要グループ会社とともに行っていた国内IT基盤の整備・再構築を完了したと発表した。

　オリンパスでは2002年の会計システムのERP化を皮切りに、2003年に業務プロセス改革とIT改革を推進するBPI（業務プロセス改革）プロジェクトを発足し、人事システム、修理サービスシステムを順次稼働、2006年5月に医療・産業・ライフサイエンス事業の販売物流システムを稼働させた。2007年5月には、映像事業の販売物流システムを稼働させ、これら各システムの情報を統合化する統合情報基盤の構築を終えた。これにより、2002年から開始した国内のIT基盤の整備・再構築を完了した。

　構築された「BPIシステム」は、SAPのERPパッケージ（会計・人事・受注出荷・在庫購買・計画）を中核に、個別パッケージで倉庫管理・輸出ドキュメント作成システムやEDI機能、修理サービスシステムなどを構築、各システムを連携・統合する統合情報基盤、マスター基盤、データ交換基盤を整備した。

　オリンパスでは今後、同国内IT基盤を中核に、グローバルな経営情報システムへの拡大、海外現地法人とのERP連携の強化などを推進するとしている。

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オリンパスの発表資料

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