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東計電算、データセンターに証跡管理システムを導入してアウトソーシングの品質を向上

2007/6/27

　エンカレッジ・テクノロジは6月27日、同社の内部統制対策支援ソリューション「ESS REC」を、東計電算が自社のデータセンターへ導入したと発表した。

　東計電算はデータセンターの運用などを行うアウトソーシング・ビジネスにおいて、委託業務が発注内容どおり正確に、不正なく行われていることを確認・証明したいという委託企業からのニーズに対応するため、「ESS REC」を導入したもの。

　「ESS REC」は端末操作での作業履歴を記録・蓄積して、不正操作や誤操作を抑止・防止する証跡管理システム。記録データの動画再生機能より、作業内容や操作意図まで含めて監査でき、自動監査報告書作成機能によって、さまざまな視点から監査を可能とする。不正や誤操作の発生時には管理者にリアルタイムの通報があるため、迅速な対応も可能になっている。また、操作履歴を分析することにより、運用方法の業務改善を行うことができるなど、東計電算ではアウトソーシング・ビジネスの品質向上につなげている。

　なお、東計電算はエンカレッジと代理店契約を締結し、SI事業などを通じて「ESS REC」の販売を行う。販売開始は7月3日から。

[関連リンク]
エンカレッジ・テクノロジの発表資料
東計電算

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