三井住友銀行、フィッシング詐欺対策の強化にフィッシングサイト閉鎖サービスを導入
2007/6/29
RSAセキュリティは6月29日、三井住友銀行がフィッシング詐欺対策の強化策として、偽のWebサイトを閉鎖してフィッシング詐欺被害を未然に防止する「RSA FraudAction」を7月より導入すると発表した。
RSA FraudActionは、フィッシングサイトを短時間でシャットダウンして、インターネット詐欺被害拡大を防止するサービス。顧客のサイトを偽ったフィッシングサイトの検出およびシャットダウンのサービスを24時間365日体制で提供する。すでに国内、欧米の大手金融機関をはじめとする200社以上で採用されており、130カ国で4万サイト以上をシャットダウンした実績がある。
三井住友銀行では、これまでにフィッシング詐欺対策として「EV SSLサーバー証明書」を導入し、顧客がWebサイトの正当性を容易かつ直感的に確認できるようにすることを公表している。顧客への対策手段の提供に加えて、さらにRSA FraudActionを導入することにより、事前のフィッシング詐欺対策を講じることになる。
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