ジャパンネット銀行、セキュリティ強化策としてフィッシングサイト閉鎖サービスを導入

2007/7/9

 RSAセキュリティは7月9日、ジャパンネット銀行がフィッシング詐欺対策の強化策として、フィッシングサイトを閉鎖してネット犯罪の被害を予防する「RSA FraudAction」を採用したと発表した。

 RSA FraudActionは、フィッシングサイトの検出と強制シャットダウンを行うサービス。RSA FraudActionを採用する企業のサイトを装ったフィッシングサイトを検出すると、ブロッキングパートナーと呼ばれるインターネットサービス業者やポータルサイトなどに通知され、フィッシングサイトへのアクセスを遮断する。

 ジャパンネット銀行では、顧客にインターネットバンキングのサービスをより安全に提供するため、セキュリティ対策の強化に取り組んでいる。その1つとして、国内で初めてすべての口座保有者にワンタイムパスワードのRSA SecurIDを配付し、ネット決済の認証をRSA SecurIDに統一している。今回さらにRSA FraudActionを導入することにより、今後増加が予想されるフィッシング詐欺を予防し、より一層安全なインターネットバンキング環境の実現を目指すという。

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RSAセキュリティの発表資料
ジャパンネット銀行

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