仮想化環境に最適化したアプリケーションサーバをリリース、BEA

2007/9/13

 日本BEAは9月13日、仮想化環境用に最適化したアプリケーションサーバ「BEA WebLogic Server Virtual Edition 9.2 V1.0」の出荷を同日より開始すると発表した。

 BEA WebLogic Server Virtual Editionは、BEAが新たに開発したJava仮想マシン「BEA LiquidVM」をWebLogic Server 9.2に実装して製品化したもの。BEA LiquidVMは、最小限のOS機能とJava仮想マシンの機能を併せ持ち、OSのない環境でもJavaアプリケーションの実行が可能。そのため、VMWare InfrastructureやXenといった仮想化ハイパーバイザとの親和性が高い。また、OSが不要になることにより仮想化環境でのメモリやディスク領域の効率化を図ることができるという。

 同製品のライセンス価格は、動作するBEA LiquidVMのインスタンス当たり218万円(税別)となっている。

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日本BEAの発表資料

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