新生銀行、フィッシングサイト閉鎖サービス導入でフィッシング詐欺対策を強化

2007/9/20

 RSAセキュリティは9月20日、同社のフィッシング対策サービス「RSA FraudAction」(アールエスエー・フロードアクション)が、新生銀行のインターネットバンキング環境に採用されたと発表した。

 7月中旬より新生銀行のサイトを偽ったフィッシングサイトへ誘導するフィッシングメールが無差別に発信されていることが判明し、その対策のために同行ではRSA FraudActionの導入を決めたもの。

 RSA FraudActionは、フィッシングサイトを検出すると、該当サイトをホストするISPと連携してこれをシャットダウンするサービス。ユーザーがフィッシングサイトにアクセスする前にサイトを閉鎖することにより、確実にフィッシング詐欺被害を防止できるという。

 新生銀行ではサイト上でフィッシングに関する情報をユーザーに公開しており、今後もインターネットバンキング環境のセキュリティ強化に努めていくとしている。

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RSAセキュリティの発表資料
新生銀行

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