野村證券、在席確認からクリック電話発信できるWeb電話帳アプリを155店舗に導入

2007/11/6

 日本証券テクノロジーは11月6日、同社が開発したWeb電話帳「NSTechno-phone Manager」を、野村證券が国内155店舗の支店に導入し、シスコシステムズのユニファイドコミュニケーションを通じて顧客情報からクリック発信する機能を実現したと発表した。

 NSTechno-phone Managerは、シスコのIP電話ソリューション「Cisco Unified CallManager」と連携・機能する、JTAPIインターフェイスを利用したWebベースのCTIアプリケーション。PC画面からIP電話の機能を操作できるようにするもので、内線・個人電話帳の管理、電話帳検索、検索結果をクリックしての電話発信、プレゼンス機能、発着信履歴からリダイアルなどの機能を有する。

 野村證券では、既存のPBXでは実現できていない付加価値を実現するため、同ソリューション選択。導入に当たっては、電話相手の在席確認をしてからクリック発信し、不在・電話中であればメールや伝言メモを送信する機能、IP電話のタッチパネルから在席情報変更や伝言メモ参照する機能、既存の「お客様情報システム」と連携してワンクリック発信する機能などをカスタマイズにより追加している。

 日本証券テクノロジーでは今後、野村證券からの要望を踏まえて、コールセンターシステムとの連携、IP電話の登録・変更、削除などメンテナンスに関する改善などを行うとしている。

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