日揮、12日間で社内基幹システムをアップグレードして統合会計ほかを稼働

2007/12/11

 日本オラクルは12月11日、同社の運用支援サービス「Oracle Advanced Customer Services」(Oracle ACS)を使って、日揮情報システム(J-SYS)が日揮の社内基幹システムのアップグレードを12日間で完了したと発表した。

 日揮は、グループの連結決算業務とガバナンスの基盤をより強化するため、社内基幹システムの「Oracle E-Business Suite R11.0.3」を「Oracle E-Business Suite 11i.10」へアップグレードした。2006年夏にプロジェクトチームを発足してシステム全体の事前検証に取り組み、2007年5月上旬に統合会計とプロジェクト管理、人事管理の新業務システムの稼働を実現した。

 同プロジェクトでは、事前検証でJ-SYSが調査したEBS R11.0.3とEBS R11.5.10の変更点を日本オラクルで迅速に確認することが最優先課題として挙げられたことから、日本オラクルでは高レベルサービスであるOracle ACSを提案。同サービス群の1つである「Oracle Priority Service」で優先対応とサービスレベル管理を、同じく「Oracle Assisted Services」でサポート窓口を一本化した。これらのサービス提供により、アップグレードは実稼働日12日間で完了したという。

 日揮の新社内基幹システムは2007年7月/10月の四半期決算処理において、予定よりも早く処理を完了した。バージョンアップ以後は、安定稼働している。

[関連リンク]
日本オラクルの発表資料
日揮
日揮情報システム

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