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新光証券、ERPをアップグレード 安定稼働を確認

2007/3/1

　アビーム コンサルティングは3月1日、新光証券で財務・管理会計システムに使われてたERPパッケージを「mySAP ERP」にアップグレードする作業を完了し、安定稼働を確認したと発表した。

　新光証券は1999年に「SAP R/3 4.0B」を導入していたが、システム安定性向上、内部統制への厳格な対応、システムパフォーマンスの向上を目指してアップグレードを決定。アビームは、2006年6月よりプロジェクトに参画し、導入計画の策定からシステム開発・導入など全面的に支援を行った。

　同プロジェクトでは、移行するSAPシステムのバージョンの隔たりが大きく、ハードウェアの刷新が伴ったため、OSやDBを含めた多段階のアップグレードとして実施された。システム機能（財務会計、債権・債務管理、固定資産管理、資金管理、管理会計）の変更対応、アップグレードリハーサルなどの準備作業を実質5カ月間で完了。これを受けて各種事前作業、テクニカルアップグレード、システム間移行作業、動作確認などを実質4日間弱で完了した。

[関連リンク]
アビーム コンサルティングの発表資料
SAPジャパンの発表資料
新光証券

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