設置面積を約27%削減

コロコロ付き、床置きOKなブレードサーバ――日本HPが発表

2008/01/28

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は1月28日、タワー型デザインのブレードサーバシャーシ「HP BladeSystem c3000 タワーエンクロージャ」を発表した。機能はHPが2007年9月に発表したc3000と同等だが、タワー型にして設置面積を減らした。

 c3000 タワーエンクロージャはフルハイト、またはハーフハイトのサーバブレードを縦位置で格納するデザイン。底部にキャスターが付き、床に置くことができる。格納できるのはフルハイトのサーバブレードで4台、ハーフハイトで8台。フルとハーフを混在させることができる。サイズは幅が34センチ、奥行きが87センチ。高さは54センチ。c3000と比較すると設置面積は約27%削減できる。

 機能はc3000と同等で、c3000、c7000用のサーバブレードや各種コンポーネントが利用できる(c7000用パワーサプライ、管理モジュールを除く)。冷却ファンは6個、パワーサプライは4個搭載する。AC100Vで利用可能。複数のサーバブレードで同時利用できるDVDドライブを搭載する。

価格は61万7400円(税込)から。1月下旬に出荷開始する。HPは最新のクアッドコアXeon、デュアルコアXeonプロセッサを搭載したハーフハイトのサーバブレード「HP ProLiant BL460c」と、フルハイトの「BL480c」も発表した。

hp01.jpg HP BladeSystem c3000 タワーエンクロージャ

(@IT 垣内郁栄)

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