サーバとクライアントPC、ネットワークを一括管理

ヌリテレコム、RPMパッケージの管理も可能な運用管理ツール新版

2008/01/29

 ヌリテレコムは1月29日、サーバ監視とクライアントPCの管理、SNMPによるネットワーク監視の3つの機能を提供する統合運用管理ツールの新バージョン「NASCenter Net-ADM V3」を発表した。

 NASCenter Net-ADMは、「オールインワン」をコンセプトとする統合運用管理ツールだ。スイッチ/ルータなどのネットワーク機器の監視に加え、エージェントを通じたサーバの運用監視やログ監視、クライアントの資産管理/ソフトウェア配布や監査といった機能を、1つのコンソールを通じて提供する。Windows環境だけでなくLinuxやUNIXサーバの監視、管理が可能な点が特徴だ。

 新バージョンでは管理GUIを変更し、Microsoft Office 2007でも採用されたリボンインターフェイスを採用した。また、LinuxやUNIXサーバ向けの管理機能を強化し、RPMやSolaris、HP-UXのパッケージ管理が行えるようになる。これにより、Windowsサーバだけでなく、Linux/UNIXプラットフォームにおいても、ソフトウェア情報の収集やライセンス管理が可能になる。

 ほかに、管理マネージャとサーバ/クライアントPCに導入されるエージェントの間の通信を暗号化し、製品そのもののセキュリティを強化した。Unicode対応や64ビットOSなどのサポートも図られている。

 価格は、PCエージェントが50ユーザーで50万円から、Windows/Linuxサーバ用エージェントは5ユーザーで49万円から。1月31日より販売を開始するが、Linux版マネージャは3月末発売の予定だ。

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(@IT 高橋睦美)

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