インターネット接続機能を強化
Ubuntu Linux、次の次は「Intrepid Ibex 勇敢な野生ヤギ」
2008/02/21
Canonical CEOのマーク・シャトルワース(Mark Shuttleworth)氏は2月20日、Ubuntu Linuxのメーリングリストへの投稿で、2008年10月に公開する予定の「Ubuntu Linux 8.10」の開発コード名を「Intrepid Ibex」(勇敢な野生ヤギ)にすると明かした。
シャトルワース氏は8.10の開発に向けて「われわれは思い切って興味深い新しい地域に向かう。そのためには難しいエリアをナビゲートしてくれる、勇敢で頑強なヤギが必要になるだろう」としている。
Ubuntu Linuxは6カ月ごとに新バージョンをリリースしていて、そのつど開発コード名が付けられる。開発コード名はリリース後も用いられ、半ば愛称のようになっている。4月に公開する予定の8.04 LTSの開発コード名は「Hardy Heron」(頑健なサギ)。
シャトルワース氏は「われわれは再度、デスクトップ機能に焦点を当てる」としていて「サブノートでもハイエンドのワークステーションでも同様によく動くように、Ubuntu Linuxのユーザーインタラクションモデルを再設計する」と開発方針を説明。特にいつでも、どこでもインターネットが利用できるよう接続機能の拡張に力を入れるという。
Intrepid IbexはUbuntu Linuxにとって9番目のリリース。これまでのバージョンと開発コード名は以下。
- 4.10 Warty Warthog
- 5.04 Hoary Hedgehog
- 5.10 Breezy Badger
- 6.06 LTS Dapper Drake
- 6.10 Edgy Eft
- 7.04 Feisty Fawn
- 7.10 Gutsy Gibbon
- 8.04 Hardy Heron
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