Web標準技術準拠テストスィート
新Acidテストは、Webアプリケーションに焦点
2008/03/04
Web技術の標準化を目指した活動を行うWeb Standard Project(WaSP)は3月3日、Webブラウザの互換性テストツールの最新版「Acid3」(アシッド3)を発表した。従来のAcidテストではHTMLやCSSのレンダリングにおける再現性や標準準拠のチェックが主な目的だったが、Acid3ではWebアプリケーションで多用される動的コンテンツに関するチェック項目が中心となる。具体的には、ECMAScript(JavaScript)やW3CのDOMレベル2関連の規格を使ったDOMツリー操作を行うコンテンツを扱う。Acid3は100個のテストから構成され、従来通りHTMLやXHTML、CSS、SVG、HTTPに関してもテストを行う。
結果は100点満点で表示される。点数に加え、テスト中に正しくアニメーションが動作することも、Acid3合格に必要だという。Windows XP SP2環境で試したところ、Firefox 2が100点満点中50点、Opera 9.50が60点、Internet Explore 7ではレイアウトが崩れて得点が判読ができなかった。
2005年にAcid2がリリースされ、Internet Explorer、Firefox、Safari、Operaなど主要なWebブラウザの非互換性や標準規格への準拠についての議論のベースとなってきた。
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