フルタイムで2人を雇用

米サン、JRubyに続いてJythonの開発者を採用

2008/03/04

 動的言語で人気の高いPython。そのPythonのJava VM上の実装「Jython」の開発者として知られるフランク・ウィアーズビック(Frank Wierzbicki)氏は3月3日、自身のブログで米サン・マイクロシステムズにJythonの開発者として雇用されたことを明かした。ウィアーズビック氏は2005年からJythonのリード開発者を務めており、今後も従来通りJythonの開発に従事する。同時に、Pythonコミッターのテッド・レウン(Ted Leung)氏も自身のブログでサンでPython関連のプロジェクトに従事することを明かしている。

 サンはこれまで、Java VM上のRuby実装である「JRuby」の主要開発者の2人であるチャールズ・ナッター(Charles Nutter)氏とトーマス・エネボ(Thomas Enebo)氏を2006年9月に雇い入れた経緯がある。この2人がRubyコミュニティとの関係を維持しつつ、うまくJRubyの開発を続けているという事実が、今回、Python開発者の2人にサンへの入社を決意させたようだ。

 こうしたサンの動きは、オープンソースへの同社のコミットメントを示すものだ。今回の件をはじめ、動的言語関連の動きをリードしているサン・マイクロシステムズのティム・ブレイ(Tim Bray)氏はブログの中で、同社がPython Software Foundationへの参加を申請したこと、Python開発者のカンファレンス「PyCon」のスポンサーとなったことなども明かしている。

 なお、Pythonの生みの親であるGuido van Rossum氏は2005年から米グーグルで働いているが、労働時間の半分だけをPythonに費やしているという。Tim Bray氏はブログの中で、「FrankとTedをのぞいて、フルタイムでPythonの開発を行って給料をもらえる人は、誰かいるだろうか」と書いている。

(@IT 西村賢)

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