YouTube連携のWebアプリ構築をより容易に

GDataやOpenIDをサポートした「Zend Framework 1.5」リリース

2008/03/19

 ゼンド・テクノロジーズ(Zend Technologies)は3月17日、PHPフレームワークの最新バージョン「Zend Framework 1.5」をリリースした。Webサイトからダウンロード可能なほか、4月にリリース予定のLinuxディストリビューション「Ubuntu 8.04 TLS」にも同梱される予定だ。

 Zend Frameworkは、PHPによるWebアプリケーション開発のためのフレームワークで、オープンソースで提供されている。

 新バージョンでは、Google Data API(GData)や新たなYouTube Data APIに対応した。例えば、YouTubeへの動画アップロードや閲覧、検索などを行うWebアプリケーションをより簡単に構築できる。

 またOpenIDをサポートすることで、複数の事業者にまたがるサービスも容易に構築できるようになっている。同時に、Microsoftが推進している「InfoCard」やLDAP認証にも対応した。ほかにもAjaxサポートの拡張、UTF-8のサポートなど、多くの機能強化が図られている。

 なおゼンドは同時に、Zend Frameworkを用いたプロジェクトへのインシデントレスポンスなどを行う、サブスクリプション型のサポートサービスも発表している。

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(@IT 高橋睦美)

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