脆弱性修正に加えInfinibandなどのサポートも

プロトコルアナライザ「Wireshark 1.0」が公開

2008/03/31

 オープンソースのネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 1.0」が、3月31日に公開された。

 Wiresharkは、パケットキャプチャやプロトコル解析の機能を通じて、ネットワーク障害の解析を支援するツールだ。かつては「Ethreal」の名称で提供されていたが、作者のジェラルド・コーム氏の転職にともない、Wiresharkに改名している。

 バージョン1.0ではいくつかのバグフィックスやセキュリティ脆弱性の修正に加え、カスタムカラムのサポートをはじめとする新機能が加わった。また対象プロトコルがさらに広がり、IEEE 802.15.4やInfiniband、Parallel Redundancy Protocolなどの解析が可能になっている。

 Wireshark 1.0は、各Linuxディストリビューション向けに提供されるほか、Solaris、HP-UXなどのUNIX版、Windows版が用意されている。またIntel版Mac OS X向けの試験的パッケージも用意されている。

関連リンク

(@IT 高橋睦美)

情報をお寄せください:

Master of IP Network フォーラム 新着記事

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

変わり続ける顧客、変わり続けるマーケティング 2024年に最も読まれた記事ランキング
マーケ×ITの最新潮流を伝えるITmedia マーケティング。2024年、読者はどんな記事に注目...

勘違いマーケター戦慄 消費者の約半数は「広告主に無視されている」と感じている件
「データに基づく顧客理解」「ハイパーパーソナライゼーション」などマーケティングかい...

AI・ARで「探索」 人より商品とつながるSNSの行く末――2025年のSNS大予測(Pinterest編)
ビジュアル探索プラットフォームとしての独自の道を進み続けるPinterestはもはやSNSでは...