NEC「InfoFrame」2製品の販売およびサポートを開始

SRA OSSがPowerGres対応DB監視・管理ツールを提供

2008/05/22

　日本電気（NEC）は5月22日、「PowerGres」対応データベース監視・管理ツール「InfoFrame DB Maintenance」および「InfoFrame DB Monitor」の販売・サポートについて、SRA OSS日本支社と業務提携すると発表した。今後SRA OSS日本支社では、従来からのPowerGres販売・サポートに加え、InfoFrame DB Maintenance、InfoFrame DB Monitorの販売・サポートも行う。

InfoFrame DB Monitorの統計情報画面

　PowerGresは、SRA OSSが開発および販売・サポートを行っているRDBMS。オープンソースソフトウェアであるPostgreSQLがベースで、操作ツールや技術サポートなどが付属する。

　InfoFrame DB Maintenanceは、データベースの診断・修復のほか、バックアップ・リストアなどの処理を高速に行う保守・管理ツール。一方のInfoFrame DB Monitorは、データベース統合監視ツールで、障害発生時のアラート機能のほか、ナレッジベースによる対処法の提供、監視ログのレポート出力や解析の機能も備えている。両製品とも、Windows版、Linux版のPowerGres V5に対応する。

　価格は、InfoFrame DB Maintenanceが13万円から、InfoFrame DB Monitorが18万2000円からとなっている（サポート費用は含まない）。

　PowerGresにも、技術サポートとの連携がスムーズに行われるよう、管理者向けサポートツールが用意されていた。だが今回、両製品が正式にPowerGresをサポートすることで、管理者自身による緊急の障害対応やメンテナンスを実行しやすい環境が整えられた。