Lサイズ1枚15円でプリント

HP、容量無制限の写真プリント、共有サービス「Snapfish」を国内で開始

2008/06/03

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は6月3日、米国で2000年から提供している写真のプリント、共有サービス「Snapfish」を国内で開始したと発表した。プリントはLサイズで1枚15円。プリントなどの有料サービスを年間に最低1回利用すれば、容量無制限に写真をアップロードできる。

 Snapfishは米HPが2005年に買収した事業で、米国では50%以上のシェアがあり、5000万人以上の登録会員を抱える。40億枚の写真が保存されていて、ストレージ容量は5ペタバイト以上という。

 ユーザーはPCから写真をアップロードしてアルバムを作成できる。アップロードはWebブラウザを使う方法と、専用のクライアントツール「Snapfishクイックアップロード」を使う方法がある。SnapfishクイックアップロードはInternet ExplorerではActiveXコントロール、Firefoxではアドオンとして提供される。アップロードした写真に対して回転や赤目補正、明るさ、色の調整などを行う機能もある。また、電子メールアドレスを指定してほかのユーザーと写真を共有する機能も用意している。

snapfish01.jpg Snapfishのデモアルバム

 プリントはLサイズが1枚15円(税込、以下同)。KG(はがき)サイズが29円、2Lサイズが80円、6Pサイズが400円。四切サイズ(700円)なども可能。シールやキーホルダー、Tシャツ、マグカップなどへのプリントもできる。国内で印刷して発送する。アカウントを新規作成したユーザーはLサイズのプリント20枚が無料となる(送料は別)。送料はメール便の場合で225円から、配送期間は3〜4日。1〜2日で届ける宅配便も利用できる。宅配便の送料は650円から。将来的には地域のDPEショップで商品を受け取れるサービスも提供する予定。

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(@IT 垣内郁栄)

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