英語版開発を本格化

Lunascapeがシリコンバレー進出、現地法人を設立

2008/06/16

 Lunascapeは6月16日、米国シリコンバレーに100%子会社のLunascape Inc.を設立したと発表した。Webブラウザ「Lunascape」の世界展開を本格化させるのが目的。代表取締役社長の近藤秀和氏が米国法人の代表に就いた。米国法人の資本金は30万ドル。

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 近藤氏は今年4月からシリコンバレーに渡り、法人設立を準備してきた。近藤氏は今後、現地に滞在し、4〜5人のスタッフと共に研究開発を行う。 Lunascapeは「これからのグローバル展開を考えたうえで、マーケティングやリサーチ、研究開発を行う現地法人を置いた方がよいと判断した」としている。

 具体的にはこれまで試験的に行ってきたLunascape英語版の開発を本格化させる。そのほかの製品のグローバル展開も図る考え。

 LunascapeはInternet Explorer(Trident)とFirefox(Gecko)のHTMLレンダリングエンジンを切り替えて使えるタブブラウザ。同社によるとこれまで900万回以上ダウンロードされているという。

(@IT 垣内郁栄)

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