USB接続のスマートフォンでVPN網構築も
サン電子、HSDPA対応ルータ「Rooster-G8.0」を発売
2008/08/19
サン電子は8月19日、HSDPA通信に対応した通信カードやUSBデバイスを接続して使えるモバイルルータ「Rooster-G8.0」を9月24日に発売すると発表した。
![sun01.jpg](sun01.jpg)
すでに発売済みのRoosterシリーズの上位モデルで、イー・モバイル、NTTドコモ、ウィルコム、ソフトバンクモバイル、KDDI、IIJなどが提供するHSDPAサービスに対応する。HSDPAでは最大7.2Mbpsの通信が可能で、有線回線の引き込みができないオフィスや店舗でモバイルVPNによる本社などへのセキュアな通信ができるという。USB端子を搭載したことで、スマートフォンを接続して利用できる。「Virtual Router Redundancy Protocol」(VRRP)に対応しており、有線回線が障害が発生したときに自動的にHSDPA通信を使った接続に切り替えるバックアップ回線としての利用も可能だ。
ギガビットイーサネットに対応したスイッチングハブを4ポート搭載。メンテナンスポートも1ポートした。いずれのポートもジャンボフレームに対応する。
サン電子ではRooster-G8.0をベースに、特定用途向けルータや、Linuxボックスとしてのカスタム対応も予定しているという。
関連リンク
関連記事
情報をお寄せください:
- 完全HTTPS化のメリットと極意を大規模Webサービス――ピクシブ、クックパッド、ヤフーの事例から探る (2017/7/13)
2017年6月21日、ピクシブのオフィスで、同社主催の「大規模HTTPS導入Night」が開催された。大規模Webサービスで完全HTTPS化を行うに当たっての技術的、および非技術的な悩みや成果をテーマに、ヤフー、クックパッド、ピクシブの3社が、それぞれの事例について語り合った - ソラコムは、あなたの気が付かないうちに、少しずつ「次」へ進んでいる (2017/7/6)
ソラコムは、「トランスポート技術への非依存」度を高めている。当初はIoT用格安SIMというイメージもあったが、徐々に脱皮しようとしている。パブリッククラウドと同様、付加サービスでユーザーをつかんでいるからだ - Cisco SystemsのIntent-based Networkingは、どうネットワークエンジニアの仕事を変えるか (2017/7/4)
Cisco Systemsは2017年6月、同社イベントCisco Live 2017で、「THE NETWORK. INTUITIVE.」あるいは「Intent-based Networking」といった言葉を使い、ネットワークの構築・運用、そしてネットワークエンジニアの仕事を変えていくと説明した。これはどういうことなのだろうか - ifconfig 〜(IP)ネットワーク環境の確認/設定を行う (2017/7/3)
ifconfigは、LinuxやmacOSなど、主にUNIX系OSで用いるネットワーク環境の状態確認、設定のためのコマンドだ。IPアドレスやサブネットマスク、ブロードキャストアドレスなどの基本的な設定ができる他、イーサネットフレームの最大転送サイズ(MTU)の変更や、VLAN疑似デバイスの作成も可能だ。
キャリアアップ
- - PR -
- - PR -
転職/派遣情報を探す
「ITmedia マーケティング」新着記事
生成AIへの期待値の変化 DeepSeek台頭がマーケターに突きつける課題とは?
AI 生成の広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス結果重視で非...
2024年に視聴者が検索したテレビCM 2位は中国のあのEVメーカー、1位は?
2024年にテレビCMを通して視聴者が気になりWeb検索したものは何だったのか。ノバセルが発...
Googleの広告収益成長が鈍化、中国のアレが原因?
YouTubeなどのプラットフォームの成長率は、米国の選挙関連支出の急増にもかかわらず低迷...