次世代インターネットの方向性とは

楽天、日中で若手研究者向け論文コンテスト同時開催へ

2008/09/04

 楽天の研究開発組織、楽天技術研究所は11月29日に次世代インターネットサービスを支えるテクノロジをテーマとした「楽天研究開発シンポジウム2008」を開催する。参加費は無料。

 研究中または発表済みの研究成果を発表し、ディスカッションする場を提供する。また、楽天技術研究所フェローである、まつもとゆきひろ氏による基調講演をはじめ、学術分野・ビジネス分野で活躍する若手研究者を招待し、今後のインターネットサービスの研究開発についてパネル討論会を開催する。

 シンポジウムは東京・品川にある楽天研究所で開催するほか、同日に中国の大連でも中国の優秀な学習を対象とした論文コンテストを行う。

 9月1日からに発表論文の募集を開始。応募期間は10月3日まで。情報技術分野を専攻する学生、または修士・博士号取得後3年以内の研究者と若手研究者にフォーカスする。論文のテーマは、インターネットサービス/情報検索/データマイニング/マルチメディア/ユーザーインターフェイス/大規模分散基盤/仮想化など、インターネット応用技術に関するテーマ全般。革新性や独自性だけでなく、有用性や実現可能性も基準に査読を行う。

 優秀な研究には奨励金や記念品などの奨励賞の授与のほか、研究内容の活用や共同研究の検討を予定しているという。インターンシップ、あるいは研究員として楽天が登用することもあり得るという。

(@IT 西村賢)

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