企業や官公庁、キャリアへ販路拡大

住商情報がH3Cのスイッチ製品の国内販売へ

2008/10/06

 H3Cテクノロジージャパンは10月6日、住商情報システム(SCS)とH3Cのスイッチ製品に関してパートナー契約を締結したと発表した。SCSが持つ企業や官公庁、キャリア向けの国内販売網により、H3C製品の日本市場でのシェア拡大を狙う。SCSは選任の技術チームを設定し、検証体制を整備するほか、両社の技術連携による新ソリューションの開発や顧客セミナーなど共同プロモーションも予定しているという。

 H3Cの運営拠点は中国・杭州。米3Comがアジア・パシフィック市場から撤退した受け皿として、中国のファーウェイと米3Comが出資して2003年11月に設立。現在は3Comの100%子会社となっている。2006年度の売上高は7億1200万ドル。2003年の設立以来、年成長率平均も70%以上という急成長を遂げている。日本では認知度が低いが、今回大手リセラーと提携したことで足がかりをつかんだ形だ。

(@IT 西村賢)

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