iPod touchやニンテンドーDSをどこでもネット利用可能に

PHS対応の小型無線LAN AP、ウィルコムが発売へ

2008/10/09

doko01.jpg

 ウィルコム、バッファロー、三洋電機の3社は10月9日、携帯可能な家庭用の無線LANアクセスポイント「どこでもWi-Fi」を共同開発し、2009年春をめどにウィルコムから発売すると発表した。価格は未定。

 ウィルコムの小型通信モジュール「W-SIM」を搭載し、PHSネットワークで最大204kbps(W-OAM)の通信速度を実現する。無線LANを使うさまざまな機器でインターネット接続ができる。

 アクセスポイントを利用する端末向けとして、IEEE802.11b/gに対応。PHSがカバーする全国99.4%の地域で無線LAN対応のゲーム機、iPod touchなどで無線LAN環境を利用できるようになるという。アクセスポイントはインフラストラクチャモードで稼働する。バッファローが開発した設定システム「AOSS」を搭載し、ニンテンドーDSやPSPでボタンを押すだけで簡単に接続設定ができる。

 バッテリーには三洋電機の単三形充電池「eneloop」を採用する。約1000回の繰り返し利用が可能。

doko02.jpg

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください:

Master of IP Network フォーラム 新着記事

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年1月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

カルビーが「Body Granola」拡販のためタクシー広告に目を付けた理由
B2B商材によく利用されるイメージの強いタクシー広告だが、実はB2Cでも成功事例は存在す...

「B'zサプライズ生演奏」か「BBBBダンス」か 2024年の紅白歌合戦で最も注目されたシーンは?
視聴者が画面に「くぎづけ」になったのはどのシーンだったのか。