7番目なのでシンプルに
Windows 7を正式名称に決定、マイクロソフト
2008/10/14
米マイクロソフトは10月13日、Windows Vistaの後継となる次期バージョンのクライアント向けWindows製品の名称を、これまでコードネームとして使ってきた「Windows 7」に決定したことを明らかにした。公式ブログでWindows製品担当のバイスプレジデント、マイク・ナッシュ氏が明かしたところによれば、それぞれ10月末、11月頭に開催予定のPDC 2008やWinHEC 2008で開発者向けのプレ・ベータ版を配布予定という。
これまで同社ではコードネームをそのまま製品名とすることはあったが、Windows製品では初めて。Windowsの製品名として同社は、これまでWindows 3.11、Windows 98、Windows XPなど、バージョン番号、年号、略称のような名称など、さまざまな命名方法を切り替えてきた。例えば、開発コード名Chicagoと呼ばれたバージョンはWindows 4に相当するが、Windows 95と命名された。その後はWindows 95、98、Me、2000と進んだ後に、今度はXPとなるなど、一貫性に欠けた。Whistlerと呼ばれたOSは、クライアント版がWindows XP、サーバ版がWindows Server 2003の製品名になった。
今回のWindows 7という製品名の決定は「シンプルさ」を重視したものだという。「単純にいって、今度のものが7番目のWindowsのリリースとなる、だから“Windows 7”。いたって合理的だ」(マイク・ナッシュ氏)。
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