伊藤忠商事が業務提携

Skypeクレジットがコンビニ販売開始

2008/10/21

 P2Pベースの音声通話が可能な無料メッセンジャー「Skype」(スカイプ)を提供するルクセンブルクのスカイプは10月20日、伊藤忠商事と業務提携し、Skypeの有料機能を利用するためのプリペイド型クーポン「Skypeクレジット」を国内のコンビニエンスストアで販売開始すると発表した。

 これまで国内では「Skypeクレジット」の販売は、クレジットカードなどによるオンライン販売に限定されていた。実在店舗で現金による購入を可能にしたことで、Skypeクレジットの販売増に加えて、Skypeの有料機能の認知拡大と普及やSkypeユーザー数の拡大につなげたい考えだ。

実在店舗販売の第1弾として全国約7300店舗のファミリーマートの店頭に設置しているマルチメディア端末「Famiポート」での取り扱いを開始した。1枚当たり500円/1000円/2000円/3000円/5000円の券と、5枚単位で購入可能な3000円/5000円の券のパックを販売する。

 Skypeクレジットを使うと、例えばPCから一般電話への発信も可能。通話料金は日本国内の固定電話の場合、2.66円/分。米国の固定・携帯電話への通話料金は2.38円/分。ともに1通話当たり4.9円の接続料がかかる。

関連リンク

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください:

Master of IP Network フォーラム 新着記事

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

中国発AIソーシャル工作のゾッとする実態をMicrosoftがレポート
Microsoftが中国を拠点とする影響力工作の増加についてのレポートを発表した。これは米国...

顧客の応募可能性をレシートで分析 読売新聞が新たな販促キャンペーンサービスを提供
システムインテグレーターのビーマップと同社子会社のMMSマーケティングは、読売新聞東京...

TOPPANとデータX、中堅企業向けデジタルマーケティング支援で協業
TOPPANとデータXは、中堅企業を対象としたデジタルマーケティング支援領域のデータ基盤構...