開発にも参入

サイオスがiPhoneアプリの開発講習を開始、初回は無料

2008/11/25

 サイオステクノロジーは11月25日、iPhoneネイティブアプリケーションの開発手法を教えるトレーニングコース「iPhoneアプリケーション開発」を始めると発表した。iPhoneアプリ開発の基礎と設計・開発を3日間で学ぶことができる。初回コースは無料で提供する。

 受講者が習得できるのは「Objective-C」のほか、「Cocoa Touch」などフレームワークの基礎。RSSリーダーアプリケーションの開発をケーススタディとして、iPhoneの基本的なGUIを活用したアプリケーションの開発やUIKitフレームワーク、ネットワーク処理の方法を学ぶ。

 ファイルとデータ管理、メモリ管理などの情報のほか、アップルが提供している「iPhoneヒューマンインターフェースデザインガイド」についても解説を受けることができ、「商用レベルのアプリケーションに必要な技術、デザイン要素の修得を目指す」(サイオス)という。

 トレーニングは同社のオフィス(東京港区)で実施。1回のコースの定員は12人。価格は3日間で9万4500円。受講者は「iPhone SDK for iPhone OS 2.1」をインストールした自身のMacを持ち込む。

 12月17日から始まる第1回目のコースのみ無料で提供する。それ以降のスケジュールは未定だが、定期的に行っていくという。同社はこれまでiPhoneアプリケーションの開発を手掛けたことはないが、「今後はiPhoneアプリケーションの開発を行っていく」としている。

(@IT 垣内郁栄)

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