6系最後のリリース

FreeBSD 6.4-RELEASEが公開

2008/12/01

 The FreeBSD Projectのリリースエンジニア、Ken Smith氏は11月29日、FreeBSD 6.4-RELEASEの正式リリースを発表した。FreeBSD 6系はこの6.4で開発が終了し、今後はセキュリティサポートのみが行われる予定。以降、開発は7系を中心に進められる。

 今回のリリースでは、NFSロックマネージャ(NLM)クライアントの刷新と共通鍵ブロック暗号Camelliaのサポートなどのほか、USBデバイスからのブート、GPT(GUIDパーティションテーブル)対応BIOSからのGPTラベルデバイスのブートが可能になっている。

 このほか、KDEが3.5.10に、GNOMEが2.22.3になったほか、BIND、sendmail、OpenPAMなどもアップデートされている。現段階の対応アーキテクチャはAMD64、i386、PC-98、SPARC64。このほかのアーキテクチャについては、順次対応予定としている。

 インストール用ISOイメージは、The FreeBSD Projectのダウンロードサーバ(FTP)のほか、BitTorrent、FreeBSD Mallなどからも入手できる。

 また、6.4-RELEASE用の日本語マニュアルも翻訳が完了しており、すでにパッケージが提供されている。

FreeBSD 6.4-RELEASE Release note The FreeBSD Projectに掲載されているリリースノート

(@IT 原田美穂)

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