ALBERTのレコメンデーションエンジンを採用

あいまいな入力で“理想の街”を推薦、不動産情報のCHINTAI

2008/12/16

 ALBERT(アルベルト)は12月16日、不動産情報のCHINTAIで同社のレコメンデーションエンジンが採用されたことを明らかにした。同日CHINTAIの情報サイトでスタートした「住むマチ サーチ」で、ニーズインプット型レコメンドエンジン「Bull's eye」を使っているという。

 住むマチ カウンセリングは、性別や家族構成、趣味、ライフスタイル、通勤・通学時間、住みたい街として重視する点などを、選択肢から選んだりスライダーバーを使って入力していくことで、利用者に適した街をマッチ率や理由とともに推薦してくれるサービス。大量の調査データを基にクラスタを構成しているという。従来、不動産探しのときに必要だった駅名や街の名前の入力と異なるアプローチで物件探しができる。

 「似たマチ サーチ」は住みたい街と雰囲気や条件が似ている別の街を探してくれる機能。調査結果から得られた街の雰囲気やイメージ、住環境などの定性的な要素を定量化し、街同士の類似度を計算しているという。

 ALBERTは今後も、統計解析やデータマイニング技術に加え、独自の画像解析やテキスト解析の技術を使い、不動産以外にも、金融やエンターテイメント、人材やB2Bマーケットプレイスなどの分野でシステムを提供していくという。

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(@IT 西村賢)

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