タッチパネルによる操作性を向上

ドコモ端末で遠隔PC操作「mobile2PC」がバージョンアップ

2008/12/18

 キットピークは12月18日、NTTドコモの新モデルに対応した個人向けの遠隔PCアクセスソフトウェア「mobile2PC 2.0」を1月中旬に発売すると発表した。価格は税込み3980円。無償で30日間試用できる。

 動画視聴も含めて自宅のPCを遠隔操作できるほか、携帯電話のメモリカードへのファイル取得機能も搭載する。接続にはPCと専用のiアプリを利用し、接続には独自のDynamicDNSサービスを使う。PCの接続設定はUPnP対応ルータであれば自動で設定できる。PCの動作環境はWindows 2000/XP/Vista、CPUはPentium 4 1GHz以上。

 NTTドコモの90x/70xiシリーズのほか、PRIME/STYLE/SMARTシリーズにも正式に対応した。バージョン2.0では、タッチパネルによる操作性が大幅に改善され、遠隔操作時のマウスの操作だけでなくiアプリの各種メニュー操作など、ほぼすべての操作をタッチパネルで行えるという。また、携帯電話のディスプレイサイズに自動的に合わせるオートアジャスト縮小表示や、タッチした位置が拡大表示するタッチ・ビュー機能も搭載した。

 mobile2PCではJPEGとGIFの2つを使った独自圧縮を採用し、圧縮率と文字の判読性を両立させているという。新バージョンではこれに加えて画面更新検出処理を改善し、データ通信量を削減したという。

 PC上で再生可能なものであれば、動画エリアを自動判別して携帯画面に適したサイズにリアルタイムで変換、圧縮して、ストリーミング視聴も可能という。

kitt01.jpg NTTドコモのPRIMEシリーズを使った表示例(864×480ドット)。マウスクリックやオートアジャスト縮小表示の切り替えが行えるタッチ・アシストのメニューが表示されている

(@IT 西村賢)

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